実は間違っていた!?ヘアケアの6つの誤りと正しいケアの方法 | 綺麗.club

実は間違っていた!?ヘアケアの6つの誤りと正しいケアの方法

皆さんは自分のヘアケアの方法が正しいと自信はありますか?実は、定着しつつあるヘアケアの常識が実は誤解であることもあるのです!今回はヘアケアについての誤解や心配について解説するとともに、本当に正しいケアの方法をお伝えします。ツヤがあってサラサラで、健康的な髪に憧れる人、必見です!

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1.「ノンシリコンは髪に優しい」は本当?
シリコンとは髪の滑りをよくし、コーティングしてくれる成分のこと。代表的なものとして「ジメチコノール」「アモジメチコン」というシリコン剤があり、多くのシャンプー、コンディショナー、トリートメントに配合されています。最近はノンシリコンシャンプーがブームでシリコン自体が悪者かのようなイメージが定着しつつありますよね。ところが実際にはシリコンは十分に洗い流せば危険性は少なく、毛穴に詰まらないことが分かっています。それだけではなく、シリコン成分にはキューティクルを補修し、髪の毛の保護成分としての働きがあるのです。

ではなぜシリコンが悪いもの、というイメージが定着したのかと言うと、ノンシリコンシャンプーのメーカーのイメージ戦略と言われています。確かにシリコンには「頭皮に残りやすい」という特徴があり、頭皮がデリケートな人にシリコンのすすぎ残しがあった場合は肌トラブルを起こすこともありますが、しっかり洗い流しさえすればこれらの危険性は少ないと言われています。

シリコンが配合されていないシャンプーはきしみやすく、洗浄力を弱くしているため手触りや洗い上がりに不安もあります。またシリコンは髪のツヤ、手触りを良くする成分でもあるため、ほとんどのトリートメントに使われています。安価でアレルギーの危険性も少なく、医療分野でも使用されているシリコンは必ずしも悪者ではないのです。

「シリコンは悪くてノンシリコンは髪に優しい」というイメージ戦略を鵜呑みにするのではなく、ご自身の髪に合ったヘアケア剤を選ぶようにしましょう。

2.白髪は抜くと増える?
結論から言うと白髪は抜いても増えることはありませんし、逆に抜いても白髪予防にはなりません。白髪はメラニン色素がうまく作れなくなり、髪の毛の色がつかないことで髪が白いまま生えてきている現象です。メラニン色素が作れなくなるのはストレスなどの何らかのトラブルか加齢が原因ですので、何もしなければ基本的には同じ毛穴からは白髪が生え続けると言われています。

「まばらに白髪が生えているのがいや」ということで白髪を抜く人がいますが、抜き続けると髪の毛が生えてこない危険性があります。それだけではなく、無理に白髪を抜くことで頭皮が傷つき、炎症や毛嚢炎(ニキビのような現象)を引き起こすことが分かっています。そのためどうしても気になる場合は抜くのではなく、白髪の部分を根元からカットするか白髪染めなどのカラーリングをおすすめします。

3.髪をアップにするとシワができにくいって本当?
顔のたるみが気になる年齢にさしかかると、髪の毛をアップにするとすっきりシャープなフェイスラインになったような気がします。ところが地肌を強くひっぱり続けると地肌が伸びて額の方に下がると言われています。その結果、かえってたるみが進行し、シワが目立つようになってしまうのです。

また髪の毛を強い力でしばっている状態を続けていると頭皮に負担がかかり、「牽引性脱毛症」と言って毛が抜ける現象が起こるリスクもあります。

しかもこれらの症状は一度頭皮にダメージを受けた場合、元に戻りにくいという特徴があるため、毎日のように頻繁にきつく髪を結ばないように気をつけましょう。

4.妊娠中でもカラー、パーマは問題ない?
妊娠中や出産直後は肌が敏感になりやすく、普段は肌トラブルを起こしにくい人でもカラー剤やパーマ剤でかぶれることがあります。

特にカラーリング剤には刺激が強い「酸化染料」というものが含まれています。その酸化染料が肌トラブルを起こしやすく、かぶれの原因になってしまうのです。しかもかぶれが長期化した場合などの治療のために薬を服用する必要が出る可能性もあり、そのような意味でも妊娠中は避けておいた方が良いでしょう。

パーマは低刺激のものであれば一般的に問題はないとされていますが、できるだけ控えておいた方が安心です。

5.天然成分が入ったシャンプー&コンディショナーを使うべき?
シャンプーのパッケージには、植物エキスなどの自然由来の天然成分を使っていることをPRしているものがたくさんありますよね。天然成分が配合されている商品は人工的に作る成分よりも生産コストが高いため、1本1,000円超えのお高めの商品が多いです。しかし化学成分と違って人体に優しい天然成分である分、成分が髪の毛に残りにくく、水でほとんどが流されてしまうのです。

しかも天然成分の配合率は0.1%程度のものがほとんどで、効果がそれほど期待できません。高価な天然成分入りのシャンプーを使っても、価格ほどの効果は得られない場合は見直した方がよさそうです。

6.綺麗な色のシャンプー、人体への影響は?
黄緑色やピンク色など、綺麗な色のシャンプーは多いものです。食品ほどは気にしていない方も多いかもしれませんが、その綺麗な色の正体は皆さんも良く知る着色料です。着色料は肌にも良くないことが知られていますが、中でも「タール色素」は肌への刺激が強く、頭皮にダメージを与える恐れさえあるのです。

残念ながら、日本の人気商品であってもタール色素が使われているものはいまだに多く、購入前にぜひ表示を気にしていただきたい成分です。タール色素は「黄4」という表示をされていることも多いので、パッケージに書かれている成分をチェックしてから購入するようにしてくださいね。

7.毛流れを整えるためには生え際からブラッシングする方が良い?
髪の毛の生え際から一気にとかした方が、毛流れが整って美しい髪になるような気がします。しかし髪の根本から毛先まで一気にとかすことは、髪を傷ませることにつながるのです。なぜなら毛先近くはもつれることが多く、無理にとかすことで髪に大きな負担を与え、キューティクルが剥がれることで切れ毛、枝毛の原因になってしまいます。

そのためまずは毛先からブラッシングし、毛先のもつれを取り除いてから徐々に中間、根本に向かってとかしていきましょう。

今さら聞けないヘアケアの基本をご紹介!
それでは正しいヘアケアの方法はどのようなものでしょうか?基本的に毎日するシャンプー&コンディショナー、ドライの方法など、自宅でできるヘアケアの方法を見直してみましょう。

入浴前はまずブラッシングを
入浴前にブラッシングをし、髪のからみを取ることでシャンプー時の髪への負担を減らすことができます。髪の毛が絡まっている状態でシャンプーをするとより一層もつれや絡まりの原因になってしまうのです。しかも髪の毛は濡れている時が最も傷みやすいので、無理に絡まりを取ることで枝毛や切毛の原因になってしまいます。

またシャンプー前にブラッシングをすることでシャンプーの泡立ちが起こりやすくなり、血行も良くなるので汚れを浮かしやすくなるのです。

ブラッシングも先ほどご説明した通り、丁寧に優しく、毛先から行うようにしましょう。傷みやすい濡れた髪ではなく、乾いた髪にすることも重要です。

プレシャワーでほとんどの汚れが落ちる!
髪を洗う時の負担を減らすために、シャンプー前にしっかりとシャワーで予洗いしましょう。プレシャワーで落ちる汚れはなんと全体の70%とも言われています。方法は頭の上からシャワーを当てるだけではなく、下や横、斜めなど様々な角度から当てます。プレシャワーで汚れを落とすことができればシャンプーの泡立ちが良くなり、髪を洗う時の摩擦が少なくなるため、傷める危険性が少なくなります。結果的に使うシャンプー剤も減って経済的ですね。

シャンプー前の予洗いでは「濡らす」というよりも「汚れを洗い流す」という意識を持って、しっかりと2~3分はシャワーを当てるようにしましょう。

シャンプーは手でよく泡立ててから
シャンプーをつける時、手に取ってそのまま地肌につけていませんか?シャンプーを泡立てずにそのまま頭皮や髪につけるとムラになったりすすぎ残しが多くなったり、さらには頭皮や髪に刺激を与えることにもつながってしまうのです。

まずはシャンプーを手にとって、手で泡立ててから使うようにしましょう。最初につける時は頭頂部ではなく、後頭部や側頭部がおすすめ。なぜなら頭頂部の地肌は紫外線の影響を最も受けやすく、比較的ダメージが多い場所だからです。できる限り地肌への刺激やダメージを軽減させるためにも、全体に馴染ませてから頭頂部を洗うようにしましょう。

丁寧に、地肌をマッサージするように
シャンプーをする時は髪の毛ではなく、地肌を指の腹でマッサージするように洗っていきます。

髪が長い人は下を向いてではなく、上を向いてシャンプーすることがおすすめです。なぜなら下を向いてシャンプーすることで髪の毛が絡まったり逆毛になったりと、キューティクルを傷ませる原因になるからです。

また特に耳の後ろから襟足、耳の上の顔周りの地肌は洗いにくく、洗い残しが多い部分と言われています。洗い残しがないように丁寧に洗っていきましょう。髪の毛はシャンプーの泡が行きわたれば十分汚れが落ちるので、ゴシゴシと髪を洗う必要はありません。

十分すぎるほど洗い流しましょう
シャンプー剤が髪や頭皮に残らないよう、十分にすすぎます。特に耳の後ろ~襟足、耳の上の顔周り、もみあげ、髪の毛の生え際にシャンプー剤が残りやすいので、入念に洗い流します。頭皮に優しい成分であってもすすぎ残しがあるとかゆみの原因となります。すすぎも予洗いと同じく、2~3分はシャワーを当てて行いましょう。

トリートメント剤は頭皮を避けて
シャンプーを十分にすすいでから軽く水気を落とし、コンディショナーやトリートメント剤を髪に揉みこむようにつけます。コンディショナーやトリートメントは頭皮を避け、髪の毛の中間~毛先に向けてつけます。頭皮にダイレクトにつけることで毛穴の詰まりなどの肌トラブルの原因になり、またすすぎ残しがあって頭皮に残留した場合にもかぶれなどの原因になってしまいます。

コンディショナー、トリートメントはつけてからすぐに流さず、浸透させてからすすぐとより効果的です。「有効成分が流れてしまわないように」という思いから十分にすすがない人がいますが、髪に浸透さえしていれば心配ありません。逆にぬめりがあるほど残してしまうと地肌や髪に触れる肌に悪い影響を与えることがあるので、シャンプーと同じく十分にすすぐようにしましょう。

優しく押さえるようにタオルドライ
トリートメントのすすぎまで終了すると、手で水気を切ってからタオルドライします。タオルドライはタオルで髪の毛を優しくはさみながら、ポンポンと押さえるようなイメージで水気をふき取っていきます。髪の毛だけではなく、地肌も優しく水気をふき取りましょう。

髪の毛をタオルでこするようにふき取る人がいますが、髪の毛同士をこすり合わせるとその摩擦で、キューティクル同士がこすれて傷みやすいため、ゴシゴシとふき取るのは避けましょう。

ドライは「なる早」で!
タオルドライをしてからなるべく早く、ドライヤーで乾かします。髪の毛が濡れている時はキューティクルが開いている状態であり、しっかり乾かしてキューティクルを閉じておかないと、髪への刺激が即刻ダメージにつながってしまうのです。「ドライヤーの熱で傷ませたくない…」とドライヤーをしない人もいますが、濡れたまま放置しておく方が傷ませるリスクが大きいのです。熱によるダメージを抑えるアウトバストリートメントもあるので、髪の毛への負担を軽減させるためにそれらを活用してドライすることをおすすめします。

ドライの方法としては、できる限り風量の多いドライヤーを使い、温風で水分を吹き飛ばすように全体的に乾かせていきます。ドライヤーの風の吹き出し口から髪へは10cm以上は離すようにしましょう。そうすることで髪の毛の表面温度が100℃を超えにくく、髪を傷ませにくいと言われています。

また髪の毛が乾ききる直前は温度が上がりやすいので、乾く直前の髪には温風と冷風を切り替えながら当てていくと傷みのリスクを抑えることができます。

【まとめ】
今回はヘアケアに関する誤解と正しいケアの方法についてお伝えしました。ヘアケアはスキンケアに比べると情報量が少なく、誤った情報が浸透しやすいことが実情です。基本的には髪や頭皮に優しい成分を使うとともに、シャンプーやトリートメント剤のすすぎ残しを避け、日々の基本的なヘアケアを丁寧にすることが健康的で美しい髪の毛への第一歩と言うことができます。ご自身の髪質に合うヘアケア商品を使って髪の毛の傷みを予防し、さらツヤ髪を手に入れてくださいね。