大人ニキビを予防する7つの習慣 | 綺麗.club

大人ニキビを予防する7つの習慣

皮脂の詰まりだけではなくストレスや睡眠不足、ホルモンバランスの崩れなどが原因で起こる大人ニキビ。放置していても自然と治る思春期ニキビとは違って、長期化してしまったり跡が残ってしまったりと厄介な特徴があります。ところが大人ニキビの原因に合わせた予防さえすれば、ニキビができにくくなるのはご存知でしたか?今回はニキビができる原因とタイプ別のお手入れ方法、ニキビの予防法とニキビケア商品を選ぶ時のポイントについてご紹介します!

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ニキビはどうしてできるの?
ニキビができる直接的な原因は、皮脂が過剰に分泌されることによって毛穴が詰まること、または毛穴の出口である角層が厚くなって毛穴をふさいでしまうことにあります。その結果、毛穴が詰まっている状態を好むアクネ菌が増殖してニキビになってしまうのです。

それではニキビができるまでのお肌の状態を説明するとともに、状態に合わせたケアを見直しましょう。

角質ケアが鍵!ニキビのでき始め~白ニキビができるまで
ニキビができると言うことは、ニキビができやすい肌環境にあるということです。では具体的にはメイクを落とさずに寝てしまった時など、汚れや皮脂の酸化が起きている状態で放置するとニキビができやすい環境になってしまいます。

ところがその反対に、ニキビを予防するために洗顔を1日3回以上するなど、過剰な洗顔でもニキビができやすくなってしまいます。なぜなら洗顔のやりすぎで肌に刺激を与え、皮脂を過剰に落とすことによって乾燥が起こり、逆に皮脂を過剰分泌させる力が働いてしまうのです。他にも生理前にニキビができやすくなるように、ホルモンバランスの影響などの原因もあります。

これらの汚れや刺激、ホルモンバランスの崩れが原因で毛穴部分の角層が厚くなる「角質肥厚」の状態になり、毛穴が詰まってしまうのです。そして毛穴がつまり、毛穴の出口がふさがれると毛穴内の皮脂腺に皮脂がたまり、アクネ菌が増えてしまいます。アクネ菌は「嫌気性菌」と言って、空気のない状態を好むので毛穴が詰まっている状態で増殖していってしまうのです。アクネ菌が異常増殖することでニキビができてしまいます。

そのためまずは「毛穴を詰まらせない」こと、「角質を厚くさせない」ことの2つのポイントをおさえたケアをすることが大切です。具体的なケアとしては、皮脂の抑制、角層柔軟、抗炎症や殺菌効果が期待できる洗顔、スキンケア商品を選ぶことをおすすめします。これらの効果が期待できる医薬部外品、医薬品の成分は後で特集していますので、チェックしてくださいね。

赤ニキビになってからニキビ跡化するまで
毛穴の中で炎症が起こり、毛穴の周りが赤く腫れている状態が赤ニキビです。毛穴の中や周りに白血球が集まってアクネ菌を攻撃しますが、悪化して膿を持った場合は「膿疱(のうほう)」と呼ばれる黄色っぽいニキビに変化します。

赤ニキビになっているということは皮膚で炎症を起こしている状態ですので手で触れず、過剰なケアをしないことが大切です。気になるからと言って触れたり潰したりすると、雑菌に感染してさらに悪化し、その箇所がクレーター状の陥没になったり色素沈着を起こしたりしてニキビ跡になってしまうのです。

余分な皮脂だけを優しく洗顔するとともに、跡を残さないためにはできれば皮膚科で相談することをおすすめします。難しければ抗炎症作用や殺菌作用が期待できるスキンケア商品を使ってケアするようにしましょう。あくまでも洗いすぎや刺激を避け、優しくケアをするとともに更なる毛穴詰まりや炎症の悪化を防ぐため、ニキビの箇所は油分の多いリキッドファンデーションやコンシーラーなどは使わないようにしましょう。

赤ニキビの段階で潰さずに正しくケアできればニキビ跡になることは少ないですが、赤ニキビの炎症が進んだ場合、毛穴の壁が壊れて毛穴が広がることも。また炎症がかなり悪化した場合はクレーター状の陥没を起こし、へこんだ跡が残ってしまうのです!

クレーター状のニキビ跡ができた場合、残念ながらこれを治すにはスキンケア商品では限界があります。有効な治療方法としては美容皮膚科などの医療機関でケミカルピーリングやレーザーを使い、スムーズなターンオーバーを促す治療があります。ただしこれらの方法は一時的に肌への負担がかかるため、アトピー性皮膚炎、敏感肌、炎症を起こしやすい人には注意が必要です。

今日から始めるニキビを予防する7つの習慣
それではニキビを防ぐ方法はどのようなものがあるのでしょうか?ニキビを予防する方法は実は簡単でシンプル!今日からでも始められるニキビケア&ニキビ予防の習慣をお伝えします。

おすすめ習慣その1:基本中の基本!適度な洗顔で汚れを落とす
ニキビ予防のためにやはり一番大切なのは洗顔。しかしニキビを防ごうとするあまり、1日に何度も強い刺激で顔を洗ってはいませんか?乾燥や刺激もニキビの原因になるため、余分な皮脂はしっかりと洗い流しつつも、ゴシゴシと擦らず優しく洗い上げることが大切です。洗いすぎることで必要な水分や油分も取り除いてしまうので、起床時と夜の一日2回で十分です。

ピーリングや酵素を使った化粧品などは毛穴詰まりや角質が厚くなっている場合のニキビ予防に効果が期待できますが、肌への刺激が強く、肌の保湿力が低下しやすいので頻繁に使わないようにしましょう。これらのケアは1週間に1度が目安です。

おすすめ習慣その2:ニキビ予防専門の化粧品でニキビができにくい肌に!
ニキビ肌の人は何らかの原因でニキビができやすい肌の状態にあります。そのため皮脂やニキビの炎症を抑えたりする効果が期待できるニキビ専用化粧品を使うことで、ニキビの悪化を防ぎ、ニキビができにくくすることができます。

その他にニキビ肌専用化粧品の期待できる役割としては、アクネ菌の殺菌、角層を柔らかくすることです。それではニキビ予防に効果が期待できる成分とその成分を使った商品をご紹介しましょう。

<皮脂の抑制>
 エストラジオール(エチニルエストラジオール、エストラジオール誘導体)
女性ホルモンの一種で皮脂腺の中で皮脂の合成を抑制する働きがあります。エチニルエストラジオール配合のスキンケア商品は「クラブホルモンクリーム(http://club.cosmeonline.com/i/K951610003)」などがあります。

<殺菌作用>
 ベンザルコニウムクロリド(塩化ベンザルコニウム)
強い殺菌力を持ち、洗い流すタイプの商品に多く配合されています。
 イソプロビルメチルフェノール
アクネ菌や背中ニキビの原因とされるマラセチア菌の殺菌作用があります。イソプロビルメチルフェノールが使われているニキビ薬として、「ペアアクネクリームW(http://pair.lion.co.jp/products/cream/)」があります。

<角質剥離・溶解、殺菌>
 サリチル酸
アクネ菌殺菌作用、角質軟化作用がある成分です。医薬品としてイボ、ウオノメを除去するためにも使用されています。ニキビの処方薬として「サリチル酸ワセリン」などがあります。
 レゾルシン
アクネ菌殺菌、角質軟化作用、角質除去効果があり、毛穴を清潔に保つ働きをしてくれます。独特なにおいが特徴です。レゾルシンを使った代表的なニキビケア商品として、「クレアラシルニキビ治療クリーム(http://www.clearasil.jp/core-product-lines/treatment/treatment/treatment-cream-white-type-(18g)/)」などがあります。
 イオウ
皮脂吸収作用、殺菌作用、角層軟化作用があり、古い角質を取り除く働きをしてくれます。石油由来の成分で独特のにおいがあります。イオウは肌を乾燥させてしまうので、思春期ニキビや脂性肌の方でない場合は注意が必要です。
イオウが配合されている商品として「ビフナイト(http://www.kobayashi.co.jp/seihin/bfn/index.html)」などがあります。

<抗炎症>
 アラントイン
消炎効果、細胞活性化の働きがあり、ニキビの赤みと炎症を抑える効果があります。アラントインが配合されている商品は「キュレルローション(http://www.kao.com/jp/curel/crl_bodylotion_00.html)」などがあります。
 グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)
強力な消炎効果があると言われ、ニキビの赤み、炎症を抑える働きをしてくれます。グリチルリチン酸2Kが含まれる商品として、「オルビスアクアフォースシリーズ(http://www.orbis.co.jp/small/1101060/)」があります。

おすすめ習慣その3:油分が少ないスキンケア商品を選ぶ
ニキビができやすい人がスキンケア商品を選ぶ時のポイントとして、油分が少ないものを選ぶということ。特に乾燥肌ではない、混合肌や脂性肌で皮脂の分泌が多い人ほど気をつけることが必要です。ニキビは油分だけが原因でできることはありませんが、ニキビの元となるアクネ菌は油分を餌にして増殖していきます。そのため油分の少ないニキビ専用化粧品やアクネ菌の餌になりにくい「ノンコメドジェニック」という表示がある化粧品を選ぶと良いでしょう。ちなみに代表的なものとして、プロアクティブなどもノンコメドジェニック化粧品です。

おすすめ習慣その4:ファンデーションはパウダータイプを
ひと昔前に比べると化粧品に使われている油分が改善され、お化粧によるニキビのリスクが少なくなったと言われています。しかしながら炎症を起こしているニキビの悪化や更なる毛穴詰まりを予防するために、ニキビの箇所へはファンデーションをしない方がベター。しかし現代女性はお化粧をしないで過ごすということは難しいですよね。

そんな時はパウダーファンデーションか粉おしろいを使いましょう。クリームタイプやリキッドタイプのファンデーションは油分が多く、酸化した皮脂と結びついてニキビを悪化させてしまう危険性が高いです。また化粧下地もニキビ肌には負担が大きく、おすすめできません。できれば化粧下地を使わずに粉おしろいかパウダーファンデーションをそのまま重ねましょう。

ただし10代のニキビは大人ニキビとは違い、パウダーファンデーションであってもニキビを悪化させることが多いと言われています。ホルモンバランスだけではなく、皮脂やメイク、スキンケアによる影響が大きい10代のニキビの悪化を防ぐためには化粧品の使用をできる限り控えた方が良さそうです。

おすすめ習慣その5:1日6時間以上の睡眠を
「寝不足が続いてニキビができた」という経験は誰にしもあるのではないでしょうか。実際に睡眠不足になると、ニキビができやすくなるだけではなく悪化させやすいと言われています。スキンケアだけではなく、ホルモンバランスを乱さないような規則正しい生活習慣がニキビの予防には大切です。ホルモンバランスを乱さないためには6時間以上の睡眠が必要だと言われています。

寝だめや寝不足を繰り返すことなく、1日に最低6時間の睡眠時間は確保するようにしたいですね。

おすすめ習慣その6:適度なピーリングでターンオーバーを整える
ニキビの原因の一つとして、角質が厚くなることで毛穴の出口がふさがれることをお伝えしましたが、これはターンオーバーの乱れや乾燥などの肌トラブルによって引き起こされます。

特にターンオーバーは20歳の頃には28日周期で行われると言われていますが、40歳になると約1.5倍の45日間もかかると言われているのです!加齢に伴ってシミや色素沈着が起こりやすくなるのも、若い頃に比べてターンオーバーがスムーズに行われないからだと言われています。

ストレスやホルモンバランスの変化によってもターンオーバーは乱され、その結果毛穴が詰まり、ニキビができてしまうのです。そこでニキビができにくい環境を整えるために、適度にピーリングを取り入れることをおすすめします。

ピーリングとは薬剤を使って余分な角質を取り除くケアのこと。余分な角質を取り除くことで毛穴が詰まりにくくなり、ターンオーバーと肌代謝を高め、ニキビだけではなくシミ、シワの改善も期待できるのです。ピーリング後のお肌がワントーン明るくなったように見えるのも、古い角質が取り除かれた結果です。市販のピーリング剤はドラッグストアでも販売されており、AHAやサリチル酸を配合したピーリングコスメや角質ケア化粧品がおすすめです。

ただしピーリングは肌への負担が大きいので週に1~2回程度にとどめておきましょう。またピーリング後の肌は一時的に角質が薄くなり、デリケートになりやすく、また紫外線の影響を受けやすくなります。外出時はパウダーファンデーションなどを塗り、UVケアも念入りにするようにしましょう。

おすすめ習慣その7:ニキビ予防に役立つ食材を食べる
ニキビ予防には栄養豊富な食生活も大切です。特にビタミンB6は脂質の代謝を行い、ビタミンB2は脂肪の分解をコントロールする働きがあるので不足するとニキビができやすくなると言われている、積極的に取りたい栄養素です。他にはビタミンA(ベータカロチン)はニキビの炎症を防ぐ働きをしてくれます。

ビタミンB6が多く含まれる食べ物…にんにく、レバー、まぐろ、かつお
ビタミンB2が多く含まれる食べ物…レバー、うなぎ、玉子、アーモンド、のり、納豆
ビタミンAが多く含まれる食べ物…しそ、レバー、玉子、うなぎ、ほたるいか、にんじん、ほうれんそう、かぼちゃ

ニキビ予防のためにはこれらの栄養素を豊富に含む食材を選び、規則正しい食事をするように心がけましょう。

【まとめ】
今回はニキビの原因とお手入れ方法、ニキビを防ぐ習慣についてお伝えしました。一度できるとなかなか治らない大人ニキビですが、実はスキンケア商品の選び方と日々の習慣で予防できることが分かりました。今はニキビやニキビ跡が多くあるかもしれませんが、ニキビ予防の習慣を継続することで健康的で美しい肌を取り戻せるかもしれません。今回ご紹介した内容を参考にしながら、毎日のケアと習慣で凸凹のない、美しい肌を作ってくださいね!