わきが(ワキガ)においの原因と気になる対策 | 綺麗.club

わきが(ワキガ)においの原因と気になる対策

ワキガは男女共に悩ましいコンプレックスでもあります。また、自覚しにくいものだからこそ困ります。
ワキガに対する理解を深め、適切に対処していきましょう。

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【ワキガ(わきが)の原因】

<わきがとは?>
ワキガとは、腋臭(えきしゅう)症とも呼ばれる独特の体臭を指します。自覚のある人とない人がいて、ワキガをきっかけにいじめが発生してしまうこともあります。ワキガを改善する方法はいくつか存在します。もしかしたらワキガかも?と思った人はチェックしておきましょう。

<ワキガの原因はアポクリン腺>
ワキガの人にはアクポリン腺が毛にくっついている状態で、そこから独特の白っぽい汗が出て、ワキガ独特のにおいを放ちます。ワキガになる男性・女性での比率は同じくらいで、実際に悩みとして抱えているのは女性が比較的多い傾向にあります。さらに、アポクリン腺は脇のみならず、耳のうしろや陰部にある場合もあり、そこでも独特のにおいを放つことがあります。

<常在菌の種類の違い>
ワキガの人とそうでない人では常在菌の種類が異なります。菌が異なるとにおいの元となる成分も大きく異なるので、その違いがにおいの強さとして表れていると考えられています。

<ワキガに気づきにくい原因>

中には強烈なにおいを発する人もいますが、それでも本人に自覚がない場合があります。なぜかと言うと、普段から漂っているにおいに人間は鈍感になってしまうからです。自分の家のにおいがわからないのと同じようなものです。周りからしてみればどうして気づかないのだと不思議に思うかもしれませんが、ワキガの自覚がない人は意外と少なくはありません。

<ワキガは遺伝しやすい>

家族にワキガを持った人がいる場合、その親族もワキガになる可能性が高くなります。しかし、絶対というわけではありません。ワキガにも程度があるので、たとえ遺伝していたとしても個人差もあります。また、最初は問題ないと思っていても歳を重ねていく内に臭ってくるケースもあります。逆に思春期をピークに徐々に落ち着いてくる人もいます。一言にワキガと言っても様々なワキガが存在するのです。

<生活習慣の乱れや喫煙はワキガを悪化させる原因に>
不規則な生活を続けている場合や過度のストレスがかかっている時など、ホルモンのバランスを崩すような生活環境だとワキガが悪化しやすくなります。また、喫煙もワキガのにおいを強めてしまいます。肉類を中心とした食事もワキガには良くありません。

【ワキガかどうかチェックする方法】

<耳垢の状態を調べること>
ワキガの人の多くは耳垢が湿っている傾向にあります。ただ、湿っていたとしてもワキガではない場合もあります。尚、ワキガの人で耳垢が乾燥している人は殆どいません。綿棒などで耳掃除をしてみて、耳垢の状態をチェックしてみましょう。耳垢がべたついている、湿っている場合はワキガの可能性も視野に入れておいた方がよいです。

<衣類に黄色い汗じみが出来る>
着ている服に黄色い汗じみができやすい人は要注意。また、白く濁った汗をかく人や汗の量が多い人も注意が必要です。ただし、ワキガでない人でも大量の汗をかいた後に放置しておくと雑菌が繁殖してにおいの原因となることはあります。

<密室でワキガのにおいが充満する>

自分しかいないのにワキガの臭いがする時は自分から臭っている可能性もあり得ます。周りの人の反応も確かめておいた方が良いかもしれません。

<お風呂上りに脇を擦ると臭う>
入浴後にも関わらず脇がにおう、脇を擦ると臭いが出る場合はワキガである可能性が高いです。また、布団にワキガの臭いが染みつくこともあります。寝具が臭う場合もワキガを疑った方がよいです。

【わきが対策方法】


<ムダ毛の処理でにおいを軽減>

脇毛など、ムダ毛を剃って処理しておくだけで臭いを減らすことができます。通気性を良くすることで菌の繁殖を抑え、においのもととなる成分の発生を防ぎます。また、制汗スプレーなども肌につきやすくなり効果が高まる場合があります。

<禁煙すること>

煙草を吸っている人は禁煙を試みましょう。本数を減らすだけでも構いません。煙草は体臭を強めてしまいますし、体にも良くないのでおすすめしません。

<脂っこい食事を控えること>
お肉や揚げ物を多く食べる人は注意が必要です。肉類には体臭を強める作用があります。脂っこい食事は控えて、野菜を多めに摂りましょう。

<規則正しい生活をすること>
昼夜逆転や夜更かしは控えた方がよいです。できるだけストレスも減らしてリラックスできる時間を増やしましょう。汗にはホルモンバランスも大きく影響します。生活習慣が乱れてしまうとホルモンバランスが崩れて、結果的にワキガを悪化させてしまうこともあります。

<通気性の良い衣類を着ること>
脇汗をなるべく速やかに乾かすことでにおいを軽減できる場合もあります。インナーを細目に着替え、通気性の良い衣類を選んで対処していきましょう。ポリエステルやナイロンなどで作られた衣類はワキガのにおいを増幅させてしまうことがあります。綿や麻を使用した衣類を身に着けるように工夫してみてください。また、タンクトップはにおいを広げやすいので注意が必要です。

<制汗剤が効果的な場合もあります>
ドラッグストアなどで売られている制汗剤がワキガに効果的な場合もあります。スプレータイプやクリームタイプなど種類も豊富です。消臭効果に優れたものを選ぶようにしましょう。

<梅干しなども効果的>
梅干しなどに含まれるアルカリ性の成分がワキガによるにおいを和らげてくれることがあります。メカブやグリーンティーも良いです。身体は酸性になると体臭が強くなります。アルカリ性の成分で中和させることが大切です。

<入浴時に一工夫を>
黒酢を湯船に入れることで体臭予防になることもあります。身体の衛生管理にも良いので試してみてください。また、体を洗う時はゴシゴシとこすらず、しっかりと泡立てた石けんなどで優しく洗い流しましょう。また、クレンジングで脇を洗うのも良いそうです。入浴後は清潔なタオルで身体を拭きましょう。

【ワキガが臭ってしまった場合の対処法】

<ワキガは衣類ににおいがうつる?>
ワキガは密着度の高い衣類へにおいが移ってしまいがち。衣類にワキガのにおいがついてしまった場合は、漂白剤を衣類の脇の部分につけて、ぬるま湯と洗剤が入った液体の中へ数分置いておきます。その後、いつも通りに洗濯機へ洗剤を入れて洗濯しましょう。

<外出先で自分の脇のニオイが気になった時>

移動もできない、窓も開けられない場合はしばらく脇を閉じておきましょう。移動ができる場合は公衆トイレなどで脇をウェットティッシュや濡れタオルで優しく拭き取りましょう。窓を開けられる環境であれば換気をするのも効果的です。

<制汗剤を携帯しておきましょう>
自分の肌に合った携帯しやすい制汗剤を持ち歩いておきましょう。いざという時に便利なグッズです。必要以上に塗るのは逆効果となりますが、塗り忘れた時や気になる時にはとても助かります。

<上着を羽織る>
応急処置的な方法ではありますが、上着を持っている場合は羽織っておきましょう。何かで覆い隠すことでたちまちはにおいの拡散を抑えることができます。

<ワキガが人から人へ移ることはあり得ません>
ワキガは感染症ではないので、他の人へ移ることはありません。ただ、服を共有していると服にワキガのにおいが残って、ワキガでない人からもまるでワキガかのようににおいが出ることはあります。同じ服を着たからといってワキガが移ることもないのですが、衣類はなるべく自分のものを身に着けるようにした方がよいです。

【ワキガの治療内容とは?】

<塗り薬でのわきが対処>
病院でワキガに対する塗り薬が処方される場合もあります。市販のものよりも効果的な場合もあるので医師へ相談してみましょう。尚、ワキガそのものが治るというわけではありません。においを抑えたり、雑菌の繁殖を抑えます。

<飲み薬での対処>
発汗を抑える飲み薬も存在します。しかし、副作用が出ることもあるため、長期的に服用を続けることはおすすめできません。緊張や不安を和らげることで精神的なものから起きる発汗をコントロールするための飲み薬もあります。しかし、こちらも副作用が出ることがあるので服用には注意が必要です。

<ボトックス注射での対処>

汗の量を減らす効果が期待できるボトックス注射もあります。しかし、ワキガのにおいを抑える作用はありません。薬は飲みたくないという人には手頃な方法かと思われます。

<電気凝固法での対処>
ワキガの原因であるアポクリン腺を破壊するための治療法です。脱毛も同時にできます。ワキガそのものを解決したい時に使われる手段ではあります。ただ、完璧に除去できるとは限りません。

<様々な手術による対処>

直視下手術法と言い、アクポリン腺を除去する手術があります。脇毛も同時に防ぐことができます。時間もかからず、入院が必要とならないことも多いです。

【ワキガのミニ知識】

<昔は神秘の香りと呼ばれていた>
昔、エジプトではワキガを神秘の香りと呼んでいたそうです。ワキガ特有の香りを個性とみなし、人間が持つ魅力のひとつとされていたのでしょう。三大美女と呼ばれるクレオパトラもワキガだったと言われています。

<動物に好かれやすいとの説もある>

ワキガは体臭のひとつなので、そのにおいから動物に好かれやすいとの説もあります。動物的なにおいに近く、動物の警戒心が和らぐのかもしれません。

<ミョウバンは消臭効果が高い>
ミョウバンには殺菌・消臭作用があり、自らミョウバン水を作り出す人もいます。ワキガへの対策のみならず、ニキビ予防や加齢臭予防にもなります。簡単に作ることができるので興味のある人は試してみてください。

【ワキガかどうか気になる時】

<家族やパートナーに聞いてみる>
自分でチェックが難しい場合は思い切って周りの人に聞いてみるのもひとつの手です。家族やパートナーであればよき理解者でもあるので相当傷つくようなことは言われないでしょう。もし、ショックを受けたとしても他人から直接指摘されるよりは傷は浅いです。ワキガを心配していることを伝え、真剣に悩んでいることも伝えておきましょう。

<セルフチェックもできます>
お風呂上りに脇にガーゼを挟んで、数分後に袋の中へ入れてしばらく放置しておきます。翌朝ににおいを嗅いでみてワキガのにおいがしたらワキガである可能性があります。

<病院で確認してもらう>
セルフチェックで問題はなかったけれども、家族も含め周りの人に聞くのが恥ずかしいという人は病院で診察を受けてワキガであるかどうかをチェックしてもらうのも良いでしょう。精神的に疲れていると、幻臭といってまるで自分からにおいが出ているかのような気がしてしまう人もいます。思い込みからくるものですが、本人へのストレスは膨大なものです。

■ワキガ(わきが)のまとめ

ワキガは主に遺伝で起こることが多く、感染症などではなく体質の問題です。ワキガの治療法や対策法は多種多様です。自分自身に合った抵抗のない対処をしていくことで心身ともに快適でいられます。ワキガかどうか心配な時はセルフチェックも可能なので試してみましょう。自分の体臭に酷く悩んでいる人もいます。体臭がきつい人がいたとしても大人気ない方法で相手を傷つけないようにしましょう。ワキガなど身体の問題は生活習慣が大きく影響することもあります。ワキガであってもワキガでなくても、規則正しい生活を心がけ、野菜を中心とした食生活にしていきましょう。様々な工夫をこなしてもワキガが改善しない場合は病院で治療を受けることも可能です。塗り薬や飲み薬、注射や手術など色々な方法を選び出すことができます。また、ドラッグストアなどで売られている消臭剤も優れた機能を持っています。衣類や寝具も清潔に保ち、ワキガを悪化させないようにしましょう。ワキガが人から人へ移ることはありません。しかし、遺伝する可能性は否めません。ワキガは適切な対処をすれば改善が期待できます。焼きミョウバンなど上手く工夫をしてワキガを良くしていきましょう。また、ワキガは珍しいものでもありません。同じ悩みを抱えている人は多くいるので、どのように対処しているのか聞いてみるのも良いでしょう。