脇汗(わき汗)の原因と対策・予防法とは | 綺麗.club

脇汗(わき汗)の原因と対策・予防法とは

汗腺の異常によって起こる脇汗。ここで言う脇汗とは、暑さによって自然と発汗することではありません。

脇に大量に汗をかく、一年中続くといった悩ましい脇の発汗が「脇汗」です。

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【脇汗の主な原因】

<ストレスや緊張によるもの>
ストレスが強い時やプレッシャーが多い時に人は脇汗をかきやすい傾向にあります。脇汗は自律神経とも密接な関係があり、自律神経が乱れると異常なほど汗が出てしまうことがあります。また、過度なストレスは男性ホルモンの分泌を高め、脇のにおいの原因となることもあります。

<気にし過ぎも良くありません>
脇汗を気にしてそれがストレスとなり、悪循環に陥ってしまう人もいます。思い当たるストレスを軽減し、リラックスを心がけ、脇汗をなるべく気にしないように過ごしてみましょう。どうしても開き直ることができない場合はカウンセリングを受けてみるのも良い方法です。人は誰しも緊張すると汗をかくものです。汗が出るからといって周りの人に大きな害が加わるわけでもありません。大事にしてしまわないよう気をつけましょう。

<遺伝によるもの>
体質的な原因によって脇汗が酷い人もいます。ワキガで困ってしまうようであれば、ワキガの治療も可能です。ただし、脇汗のみであれば思春期をピークにその後は落ち着いてくることも多いので様子を見てみても良いでしょう。あとは細目に衣類を着替えるなどの工夫によって脇汗によるシミを防ぐこともできます。

<肥満によるもの>
発汗とは、主に体温調節を行うためにあります。肥満体質の場合、脂肪が体内の熱を外に出すことを妨げてしまいます。また、太っていることによって脇汗をかきやすいという点もあります。ダイエットをすることで脇汗も改善してくるので少しずつでも頑張ってみましょう。

<辛いものの食べ過ぎ>
香辛料は発汗作用があるため、脇汗を悪化させてしまうことも。また、酸っぱいものも同様です。脇汗で悩んでいる人は辛いもの・酸っぱいものをなるべく控えるようにしましょう。ちなみに、水分を控えてしまうのは良くありません。

<身体的な疾患によるもの>
酷い脇汗の裏には病気が隠れていることもあります。バセドウ病や糖尿病の場合もあり得ます。異様に汗をかく、怠いなど様々な症状を感じる場合は病気を疑った方が良いかもしれません。

【脇汗への対策】

<ムダ毛の処理をして衛星を保ちましょう>
基本的には脇を清潔に保つことが大切です。ムダ毛を生やしたままだと雑菌が増えやすくなってしまいます。脇汗やにおいが気になる人は脇毛を適宜剃っておきましょう。脇汗パッドなどを使って対処するのも良いでしょう。

<汗を吸収するインナーを利用する>
汗シミが気になる人は汗を吸収してくれるインナーを選んでおきましょう。尚、洗濯物はしっかりと日干しで乾かすようにした方が良いです。脇汗によって出る衣類のにおいはカビや雑菌が原因だったりもします。

<たちまちの対処へは制汗剤>
どうしても脇汗によるにおいが気になる場合は制汗剤を駆使しましょう。しかし、使い続けると肌には良くありませんし、脇汗によって制汗剤が流れ落ちてしまい効果を得られない可能性も考えられます。非常用として使う程度にしておきましょう。

<水分補給は大切です>
脇汗によるにおいを予防するためにも水分補給は大切です。体内の水分が少ないとその分においは強くなっていきます。なるべくこまめに水分を摂取しておきましょう。

<食べ物にも気をつけること>

肉類を控えることで脇汗のにおいを抑えられることもあるようです。緑黄色野菜に多く含まれるビタミンAやビタミンBはにおいを抑えてくれる作用も持っています。

<リラックスをしてストレスを軽減させる>
ストレスや緊張によって汗腺が活発になってしまうことがあります。また、不規則な生活や寝不足も脇汗の原因となることも。規則正しい生活を心がけ、睡眠もしっかりと確保しましょう。アロマやヨガなど、自分に合ったリラックス方法を取り入れることも大切です。

<気持ちの良い汗をかくこと>
脇汗予防のためにもわざと汗をかかせる習慣をつけると良いです。気持ちが良いと思えるスポーツを行い、半身浴や岩盤浴など、汗を出すことができる習慣をつけていきましょう。汗をかいたあとはシャワーなどでしっかりと洗い流し、肌は保湿を心がけましょう。尚、足湯も効果的です。

<脇汗をかいた時は濡れタオルやウェットティッシュで拭く>
脇汗のにおいの原因は、脇汗を放置したことによる雑菌の繁殖です。頻繁に拭き取る必要はありませんが、余裕のある時は濡れタオルやウェットティッシュで軽く脇汗を拭きとっておきましょう。
【脇汗をかきやすい人の特徴】

<脂っこい食事が好き>
肉類を中心とした食事の人、インスタント食品やファーストフードに頼りがちな人は要注意。そのような食生活が実は脇汗の原因となっているかもしれません。緑黄色野菜を中心に摂取するように工夫しましょう。

<お酒やコーヒーなどの過剰摂取>

お酒もコーヒーも脇汗にとっては刺激物となり、自律神経を乱す原因にもなりえます。また、冷たいものを摂り過ぎるのも良くありません。脇汗によるにおいを強めることもあるので注意しましょう。

<動きたがらない>
運動不足も脇汗の原因となります。毎日10分程度でも良いので汗をかける習慣をつけておきましょう。肥満の原因にもなり、更に脇汗を悪化させる場合もあるので気をつけた方が良いです。

<クーラーの温度が低い>
クーラーで身体を冷やし過ぎると自律神経が乱れる原因となります。自律神経は脇汗だけでなく、様々な症状に繋がることもあります。血行も悪くなり、脇汗だけが異様に出るなど不自然な汗のかきかたをするようになってしまうこともあります。

【緊張によって脇汗をかいてしまう人の対処法】

<緊張しそうな場面があったら>
面接の日が控えている、発表会が近いなど、日頃の生活で緊張をする場面が多々あります。そのような時は数日前からイメージトレーニングを行っておきましょう。失敗するイメージではなく、人前で発表する場面など何かを話している自分をひたすら想像してみてください。繰り返す内に慣れていきます。そして、次第に人前に出ても酷く緊張しなくなっていきます。回数をこなすことがとても大切です。

<1分でも多くリラックスを>

自分自身へのリラクゼーションもとても重要です。癒される音楽を聴くなど、一人でぼんやりできる時間を設けましょう。特に目的もなく外をブラブラと散歩をするのも良いでしょう。このとき、人混みは避けてなるべくのんびりできる場所を選びましょう。森林浴も効果的です。自分自身が一番楽しいと思えること、気持ちがいいと思える場所を確保しておきましょう。

<深呼吸も良いです>
一見、効果がないと思われる深呼吸ですが、呼吸を整えることは大きなリラックス効果をもたらします。このとき、呼吸だけを意識することが大切です。鼻から大きく息を吸って、ゆっくりと口から息を吐き出します。発表前に行うのも良いですし、寝る前に行うことでぐっすりと寝られることもあります。簡単に出来る方法でもあるので、是非取り入れてみましょう。

【脇汗に対する治療も行われています】

<病院で行う脇汗の治療とは>
塩化アルミニウムなどを含んだ塗り薬を脇に塗ることによって、脇汗を少しずつ減らすことが期待できます。ボツリヌス療法といって注射を使った治療法もあり、脇汗を抑える効果が期待できます。年に1~2回受けるだけで半年~1年近く脇汗を抑えることもできます。尚、日常生活に支障を来すほどの多汗症でない場合は保険適応外となってしまうこともあります。注射は苦手だという人は、飲み薬で対処する方法も選べます。処方は医師の判断ではありますが、漢方薬を処方してくれる医師もいるので相談してみましょう。徹底的に脇汗を抑えたい人には神経を切断する手術もあります。ただし、脇汗の手術はその他の治療法でうまくいかなかった場合の最終手段と言えるでしょう。

<カウンセリング療法もあります>
医師から外科的な治療は必要ないと言われたものの、どうしても脇汗が気になる人。手術や注射、薬が怖い人などにおすすめの方法と言えます。病的な多汗症ではないにも関わらず、脇汗をひどく気にしてしまっている人も中にはいます。そのような人へメンタルケアを行うことで、脇汗をあまり気にしないようにさせ、心のバランスも整えていきます。また、何がストレスなのかわからないという人にも効果的と考えられます。自分の生活を見つめ直す良いチャンスにもなるので必要と感じたら受けてみるのも良いでしょう。

<脇汗が悪化すると生活に支障を来すことも>

自然に良くなっていく人も多い脇汗ですが、気にしている状態がずっと続く場合や体質的な酷い脇汗を放置するのは良くありません。勉強や仕事に集中できないほど汗をかいてしまう、服を何度も着替えて買い替えなければならない、脇汗が気になって人とうまく関わることができないなど、大きく支障を来す場合は早めに対処することをおすすめします。悩みは一人で抱えてしまうと大きくなってしまうことも。出来るだけ早く専門の人に相談して、少しでも負担を和らげるよう工夫していきましょう。

【脇汗防止におすすめのグッズ】

<ベビーパウダーは肌にも優しい>
赤ちゃんにも使えるベビーパウダーが、脇汗にも便利です。吸水性に優れているので、軽い脇汗であれば防止する作用も期待できます。肌にも優しいので、制汗剤が使えない人にもおすすめです。ベビーパウダーは必要な時にだけつけて、寝る時などはつけないようにしましょう。また、入浴の際にはしっかりと洗い流してください。

<脇汗パッドも便利です>
薬局などでよく売られている脇汗パッドも便利なグッズと言えます。消臭効果のあるものも売られており、サイズや色も選べます。衣類にぴったりとくっつくタイプもあるので剥がれ落ちる心配がありません。脇汗パッドの使い回しや衣類に装着したまま洗濯してしまわないよう注意しましょう。

<脇汗が目立ちにくい服を選ぶ>
通気性の良い衣類や黒色など脇汗が目立ちにくい服を選んで対処するのも良いです。どのような衣類であれ、適宜脇を開いて汗を外に出すようにしましょう。

【脇汗をかいても焦らないこと】


<脇汗は誰だってかきます>

自分の脇汗にビックリすることや、周りの人も気づいてビックリすることもあるかもしれません。しかし、脇汗は誰だって経験のあること。わざわざ指摘をされたら不愉快ですが、大体の人は大きく気にしていません。緊張しているのだなと思う程度か、暑いのかなと心配する程度です。脇汗をかいたからといって人としてダメということではないので、深く悩みすぎないようにしましょう。

<相手に断っておくのも安心に繋がります>
出来るだけのケアをしたもののどうしても気になる場合は相手に汗っかきであることを伝えておくのも良いです。大体の場合は相手が全く気にしていないことも多いのですが、相手に伝えて承認してもらうだけでも安心感を得られることもあります。気になって相手の話に集中できないくらいつらい時は思い切って相手に了承を得ておくのもリラックスできる方法のひとつです。

<指摘されても気にし過ぎないこと>

もしも、堂々と指摘をしてくる人がいても気にし過ぎないことが大切です。気にし過ぎると悪循環に陥ってしまうこともあるからです。一言謝っておけば大丈夫です。時間が経てば相手も忘れてくれます。

■脇汗のまとめ

脇汗はストレスやプレッシャーなど心の影響で起こることも珍しくはありません。もちろん、肥満や遺伝など体質の問題によって起こる場合もあります。自分の体質と環境を見つめ直し、可能な範囲で対処していきましょう。緊張時に多少脇汗をかくくらいであれば誰にでもあるので気にする必要はありませんが、仕事に集中できない・勉強に集中できないほど酷い場合は何らかの対処が必要です。脇汗に対処できる便利なグッズもいくつか存在します。これらを上手く使って一時的にしのぐのも手です。あまりにも酷い脇汗の場合は病院での治療も可能です。尚、脇汗は年齢と共に落ち着いてくることもあります。大きく心配し過ぎないように気をつけながら、生活習慣も整えていきましょう。